農泊に有効な食農体験

(1)食農体験とは

連携する複合的な体験

食農体験とは、住民や観光客、外国人などの消費者が「体験」という形で、

その地域の魅力を感じ取ることです。
例えば、自分が育てた農産品はそのおいしさや新鮮さに感動し、

自分で初めて作った料理の味は忘れられないものです。

また、四季によって異なる自然の中で、地域特有の文化や歴史に触れ

住民とコミュニケーションを交わすことで、食と農、そして地域に対する理解が深まっていきます。


つまり、食農体験を通して、その地域の農産品や、食品、料理はより魅力的なものになり、

その地域への愛着度は高まりやすくなります。

例えば、「食べる」という行為は、単に美味しいものを食べるだけであれば体験でなくても楽しめます。
しかし、品種のちがいや調理の仕方によって味が変わることを体験で発見することができれば、参加者は驚き、楽しみ、そして品種の違いやその調理の方法に興味を持つでしょう。

食農体験とは「新たな発見や楽しみを感じ取ること」なのです。

(出典:平成29年「食農体験マニュアル」食農体験ネットワーク協議会)

 

 

 

 

(2)農泊に効果的な体験とは

連続する感動の演出

体験の満足度を高めるのに不可欠なのは「連続」する「感動」です。

ただ漠然と食や農を体験するだけではなく、いくつかの異なった体験が連続的に重なることによって、

興味も、関心も、そして満足度も高まるものです。

例えば料理も単品より、コース料理や定食になっていることにより、お客の満足度は飛躍的に高まります。

同様に、各地にある地域資源(自然や、歴史、食文化、農林水産品等)を活用した複数の体験を通して、

地域に興味をもってもらい、楽しんでもらうことによって体験の魅力度は高まります。
その他にも、5つのポイントを押さえることで体験はより魅力的になり、農山漁村での宿泊につながります。